フルグレイン・ボックスカーフ

グッドイヤー製法に適した1.4〜1.5mm厚の有る、天然グレイン(銀面)を維持した皮革です。特徴は自然な艶感と透明感、BRIDLENでは主にフランスのアノネイ社、ドュプイ社、ドイツのワインハイム社のレザーを使用しており、その中でも毛穴の細かいAクラスの物を採用しています。  

天然シュリンクレザー

揉み革、鞣し用のドラムの中で革が揉まれる事で生じる自然なシワ感、表情を生かした皮革です。 型押しレザーとの大きな違いは 型をプレスしていない分、シュリンクレザーの方がふっくらとした柔らかさと厚みがあり、釣り込んでも表情が消え難い特徴が有ります。原皮は中央ヨーロッパ、ドイツでインド国内にて鞣した皮革を採用しています。

型押しレザー

型押しレザー、皮革に型をプレスする事でエンボスを作っています シュリンクレザーと比べ、 ドレス感の有るしっかりとした硬さと、艶があります。BRIDLENが採用する型押しレザーは型をプレスする際、力と熱により皮革が痩せて厚みが薄くなる為、予め1.6〜1.8mmの厚みが有る原皮を使っています。また釣り込んだ際に柄が消えてしまわない様エンボスの凹凸に色のコントラスが付いています。

ヌバックレザー

銀面を起毛した素材の為すえーに比較すると毛足が短く、銀面(グレイン)がある為 スエードよりも耐久性が有り、素材に腰が有ります。 南ドイツ産の原皮とドイツから輸入した鞣し材をを使いインド国内で鞣しています。

スエードレザー

ビロードの様な長めの毛足を表現する為銀面を取り除き繊維部分を均一に起毛させています。 スエードレザーの多くは鞣し後にスプレーにより染料を吹き付けて色味を調整していますが、 BRIDLENが採用するスエードは、鞣しの際にドラム内で染めも完結させている為、裏と表の色が同じになります。 スプレーによる染めに比べ、色に深味が有り、日焼けによる変色が起き難いのが特徴です。英国のCFスティード社、イタリアのマストロッソ社のスエードがメインです。 

銀付きバックスキン

バックスキン(リバーススエード), 通常のスエードレザーとは逆に銀面を残して裏側の繊維部分を整えて起毛させた皮革です、特徴は銀(グレイン)がある為、通常のスエードに比べ、厚みと腰があります。ライニング側に銀面(グレイン)を使い、裏無し(アンライニング)の靴を作る為に適したスエードレザーです。 入手が難しくスエードの中でも最も高価なタイプです。 イタリア及び英国のCFスティード社の物をメインに使っています。

ライニング用レザー 

BRIDLENのライニング用レザーの特徴は 厚みが1.4~1.6mm(一般的な1.0〜〜1.2mm)の物を使用しています。これはBRIDLENの靴のアッパーコンセプトである可能な限り保形用材料や、糊を使用しないで 美しいシェイプと、より自然でしなやかな履き心地を両立する為に、保形力に優れた ほぼアッパーと同じ厚みのライニングを使用しています。 ライニングに厚みがある事で 吸湿性耐久性にも優れます。 原皮は主にアルゼンチン産で、LWG認定(動物福祉基準に準じたレザーワーキンググループの略)インド国内のマイクロタンナーにて鞣されています。